蚊アレルギーとは。要注意な蚊が媒介する病気

あまり聞きなれない「蚊アレルギー」という言葉。

 

夏になると、どこにでもいる蚊に対してのアレルギーとは、
どのような症状があるのでしょうか。

 

大人は、蚊に刺されると、すぐに痒みや赤みなどの症状があらわれてくる「即時型反応」が多いのに対して、
乳幼児は、刺されて翌日以降に症状が出る「遅延型反応」が多いとされており、中には、
重症化する蚊アレルギーを起こし、じんましんや、全身の発熱を起こす場合もあります。

 

治療には、抗ヒスタミン薬やステロイドなど、内用薬、外用薬が症状によって使い分けられます。

 

症状がひどい場合は、専門の医療機関で相談してみることが必要です。

 

重症化するにはEBウイルスが関連しているといわれていますので
蚊に刺された際に、特に過敏に反応してしまう人は EBウイルスの検査をすることもできます。

 

蚊が媒介する病気

 

蚊が媒介する病気は様々ありますが、
黄熱病、デング熱、フィラリア、西ナイルウイルス、マラリア、日本脳炎など、
日本では少なくなってきている病気でも、海外旅行をする際には、十分に注意することが必要です。
地域や旅行期間によっては、事前の予防接種も有効です。

 

 

蚊に刺されやすい人

巷では、血液型や体温、体臭が関係していると言われますが、
実際のところ、どうなんでしょう。

 

まず血液型。
これは、O型の人が一番 蚊に刺されやすいそうです。
その次は、B型、AB型、A型という順だそうです。

 

また、汗に含まれる成分も、蚊は好むと言われていますので
体温が高く、汗をかいている人は、蚊にさされやすいといえます。

 

 

憎き蚊を撃退する方法

毎夜、羽音を立てながら飛ぶ蚊を疎ましく思っている方も多いはず。
そんな蚊を撃退する方法は、どのようなものがあるのでしょう。

 

ドラッグストアで売っている虫よけグッズを活用する

毎年、蚊対策の新商品がどんどんと発売されています。
コンセントに直接刺すタイプ、電池式で長期間効果のあるタイプ、
昔ながらの渦巻き蚊取り線香、プッシュ式のスプレーを部屋にひと吹きするタイプ・・・。
部屋の広さや、家族構成などライフスタイルにあった商品を選んでください

 

 

虫よけ効果のある観葉植物を置く

ホームセンターや園芸ショップでは、虫よけ効果があるといわれている
カレンソウ、ゼラニウム、ローズマリーなどを栽培してみてはいかがでしょうか

 

 

アロマオイルを活用する

ゼラニウム、レモングラス、シトロネラ、ユーカリシトリオドラ(レモンユーカリ)などの
アロマオイルを使って虫よけする方法もあります。 

 

蚊帳の中で寝る

究極の虫よけは、自分自身が蚊帳の中に入って寝てしまうことかと思います。
昔ながらの虫よけ方法、侮れません!