新聞の契約を取りに来た拡張員のおはなし

7月下旬。

 

ピンポーンのインターホン越しに「A新聞です」との声。
いつも契約している新聞社だ。

 

でも、いつも懇意にしている配達員の方の声とは違う。

 

なんだろう?

 

ドアから顔を出してみると、
玄関ポーチに入り込んで、さらに
ドアを閉められまい!と言わんばかりに、ドアの隙間にまで押し入ってきそうな
メガネノッポのおじさん。
(こんなところまで入ってくるなよー!)

 

「いつもお世話になっておりますA新聞です。今日は集金とかではないんですが
○○さんのお宅は、3月○日から来年3月○日までのご契約ですよね。

 

いま、業界も継続が厳しくて、早い段階での継続をキャンペーンでお願いしてまわっているんです。」

 

と、手に近辺の地図を持ちながら、早口でまくしたてる。

 

私が住むのは300世帯以上が住むマンモスマンション。
なのに、うちのマンション名の所には、私の名前と契約期間しかメモされていない。
キャンペーンなら、マンションまるごと回ればいいものを、えらい効率の悪いスタイルをしてるんだな。。。

 

怪しい。

 

我が家は引越しが多く、新聞の勧誘はよく受ける。
でも、たしか、多くの場合は、許可証のようなものを首からぶら下げての営業だったような。

 

今回の人は、手に地図を持っているだけで、何も持っていない。
ますます怪しさアップ。

 

 

今契約しているA新聞は、販売店の方もとても親切で気に入っている。
次も、もちろん継続するつもりだ。

 

だけど、このオジサンとは契約しない。
いつもお世話になってる販売所のオジサンでしか契約しない。
(だって、その人の成績になっちゃうんでしょ?)

 

 

にしても、どうして、販売員は、この怪しい拡張員のオジサンに、私の情報を渡しちゃったのよ。
そんなことしなくても、ちゃんと継続してあげるのに。
(ダンナが猛烈な阪神ファンなので、Y新聞は取らないし)

 

 

モヤモヤするので、販売店に電話。

 

 

「いま、勧誘の人が来ましたが、外部の人とは契約しませんので、
私の情報をそういう人に渡すのはやめてください。」

 

と。

 

 

 

私も、長いこと営業やってきたので、
月末の夜、ノルマ達成の締切もあるんでしょう。
気持ちは、分からないでもない。
でも、失礼だったり強引な態度で営業はしないでください。
怪しいです。怖いです(T_T)

 

初めて会ったあなたより、いつもの販売店のいつものオジサンで、私は契約します。
大量の粉末洗剤や缶ビールより、雨の日も雪の日も、配達をしてくれているオジサンへの人情を取ります。

 

(ま、ウチはビール飲まないし、粉末洗剤も使わないんだけど(^_^;)

 

 

参考
新聞契約Q&A